【三菱 eK 新型発売】全高アップで運転しやすさを向上

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三菱・eKワゴン
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三菱自動車から発売された新型『eK』は先代よりも全高が70mm高くなった。

新型eKのパッケージングを担当した三菱自動車エンジニアリング開発技術部車両計画グループエキスパートの長井節生さんは、全高について、「先代は立体駐車場に入る高さとして1550mmでセッティングしていました。しかし、他車を含めてハイトワゴン系が主流になっていることから70mm高くし、1620mmとしました」と話す。

全高が高くなった分、着座位置も約30mm高くした。長井さんは「先代よりも視界が広くなり運転がしやすくなっていると思います」と、今回のモデルチェンジのテーマのひとつである運転のしやすさに貢献しているという。全高を高くした残りの約40mmは、室内の広々感に使われた。

「新型eKはファーストカーにもなりうるように考えました」と長井さん。「軽自動車自体の位置づけが変わりつつあり、リッターカーと軽の垣根がなくなって来ています。そこで、軽枠の中で広さを求めると、高さ方向で確保することになりますので、新型は全高を高くしたのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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