自動車整備機器の展示会第33回 オートサービスショー2013で、日産系ディーラーを中心に、検査・整備機器、機械工具等を販売するアルティアは「環境に優しい整備機器の提案」をテーマにした展示を行った。
元は「日産アルティア」と、日産の子会社であった同社。現在も日産系ディーラーなどとの取引が4割を占めるという。日産では電気自動車の『リーフ』を取り扱うこともあって、整備の現場においてもEVへの対応が求められる。
同社ブースにはEV関連製品も並べられ、ウェアや手袋、工具などのほか、EV用急速充電器が展示された。この急速充電器は、急速充電に必要な電力を蓄電池に蓄えることで、電気の基本料金を安く押さえることが可能という。
同社機工営業部の村瀬崇さんは「今回展示しているEV用急速充電器は、30分で応急的な走行に必要な充電をすることができます。いまのところEVの台数は少ないですが、これから徐々にEVが普及してくると、整備業者さんにおいても必要性が出てくるかと思います」と話した。