男女の波長が合えば個室で濃密タイム…THE 鉄コン in 日光・東京スカイツリー開催

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七夕にちなみ短冊に願いをつづった
  • 七夕にちなみ短冊に願いをつづった
  • 4回の席替えがあった車内
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  • 東武日光駅に停車中のスペーシア100系(右)
  • 車内ではアルコールも販売された
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  • 東武日光駅

東武特急スペーシア(100系)を使用して七夕の7月7日に開催された“東武版鉄コン”。出会いを求める男女約240人を乗せ、「団体」の方向幕を掲出した100系が浅草と日光の間を往復。復路では、「もっとよくお話したい」という男女のために個室タイムも設けられた。

「こんにちは~。はじめまして」。窓側に座る女性2人の隣に、男性2人が着席する。この鉄コンには「20歳以上~40歳代の独身男女、同性2名での参加必須」という条件がある。「同性2名」という条件は、車内で2対2で向かい合って話す時間をつくるためだ。

お互いに名前や趣味などの“情報”を交換したあと、約20分のフリートーク。スタッフの「それでは席替えで~す」という声で、通路側の男性がひとつ前の席に移動するという“席替え”が行なわれる。

席替えは往路で4回。「やっと話が盛り上がったと思ったときに席替え」や「連絡先を聞くのを忘れた」などの男性の声もあった。

東武鉄道のスタッフが「新栃木を過ぎたあたりから車窓に緑が映えて雰囲気も変わると思いますよ」と話していたが、鉄コン参加者たちは「出会いのチャンスは4回」と車窓どころではないようす。

参加者たちは東照宮などを巡り、再びスペーシアへ。復路の車内では、波長の合った男女4人のために、“個室タイム”も設定されていた。この100系の6号車(浅草寄り)には、コンパートメント(個室車)座席が設けられていて、「もっと濃密に話したい人たちのために個室の利用時間を設けた」とスタッフ。

同ツアーを主催する近畿日本ツーリストは、「これまで西武鉄道(秩父)や小田急電鉄(江ノ島)などでも開催したが、東武版には、秩父の山々や江ノ島の海などとはまた違った魅力を求めて参加した人が多いようだ。往路は世界遺産の日光、そして復路は東京スカイツリーからの眺めと、出会いを演出する要素が充実している」と話していた。

《レスポンス編集部》

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