【オートサービスショー13】クルマはスキャンツールでカスタマイズできる…ツールプラネット

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ツールプラネット(オートサービスショー13)
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自動車整備機器の製造、輸入販売を手がけるツールプラネットは、オートサービスショー13に出展した。同社がラインアップするスキャンツール「TPM2000」を中心に、参考出品で無線通信対応の「TPM-x」などを公開した。

車両の状態把握に利用されるスキャンツールは、近年スペックと価格の多様化が進んでいる。同社が出展するスキャンツールTPM2000は、従来機「TPM1000」の後継となる。

TPM1000は、エンジン、トランスミッションの挙動など、車検に対応した診断が可能ないわば“車検機”。新製品のTPM2000は、TPM1000がカバーする自己診断機能に加え、エンジン、トランスミッション、ABSなどを動作させながらリアルタイムでデータを取得できる「実測値」計測と、エンジンまわりやランプ各種、ワイパー、ブザーなどの動きを操作できる「アクティブテスト」に対応する。TPM2000は、TPM1000と比較すると“診断機”としての機能を網羅した製品となる。

同社の浅野一信社長は「スキャンツールで提供できることは、車両診断に限らない。ドアロックやルームランプのタイマー設定、各種警告機能などをニーズに応じてカスタマイズすることが可能だ。スキャンツールをビジネスツールとして利用する際には、こうしたカスタマイズ対応によりニーズが吸収できることを知ってもらいたい」とした。

参考出品の無線通信デバイス「TPM-x」は、iPadなどの外部機器からスキャンツールの操作を可能にする。今後は診断内容の印刷までをすべて無線通信でフォローする予定。ブースでは、ジュークを用いてデモを行なった。

また、ツールプラネットのブースには、台湾のスキャンツールメーカー「AUTOLAND」(オートランド)の製品も並んだ。オートランドは世界でスキャンツールを展開するグローバルメーカーで、日本における販売、メンテナンスなどに関してはツールプラネットと連携して取り組んでいる。

《土屋篤司》

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