全日本空輸(ANA)は、5月の輸送実績を発表した。
国際線の旅客人数は前年同月比12.0%減の47万9535人となり、低迷した。利用率は71.5%で、前月と比べて5.0ポイントアップした。
方面別では、北米方面/ホノルルは前年同月比9.5%増の10万7399人と好調だったものの、アジア方面が同18.8%減の31万9734人と大幅マイナス、ヨーロッパ方面が同1.2%減の5万2402人となった。
国内線の旅客人数は同1.2%増の314万7972人と前年を上回った。利用率は58.4%と前月より4.0ポイントアップした。
東京~大阪や東京~松山、東京~小松などの路線が好調だった。
貨物・郵便輸送実績によると、国際線の貨物重量は同7.9%増の4万7053.4トン、郵便重量が同18.4%増の2500.7トンだった。
国内線の貨物重量は同1.7%減の3万7308.9トン、郵便重量が同4.6%増の2568.7トンだった。