大幅なマイナーチェンジが施されたメルセデスベンツ『Eクラス』のメインモデルはE250アバンギャルドであるという。
メルセデス・ベンツ日本商品企画・マーケティング部商品企画2課の渡辺彬さんによると、「E250アバンギャルドはEクラス全体の3割から4割の台数を想定し、新規、特に法人需要を狙うモデルとして位置づけています」と同車試乗会会場で話す。
リース契約を想定すると、免税であることやマイナーチェンジによる商品力アップで残価が高くなっていると渡辺さん。「5年リースを組んだ場合、おそらく国産競合とほとんど変わらないか、場合によっては逆転する金額になることもありそうなのです」とし、国産上級モデルや輸入車競合モデルからの代替を想定。
マーケティング活動でも、これまではオーナーを中心にDMを送るなどで訴求を図っていたが、今回は方針を変え、国産車や競合他社のオーナーを強く意識し展開していると語った。