【パガーニ ウアイラ 日本発表】小さくも独立メーカーなのは、創造力を発揮するため

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  • オラチオ・パガーニ氏

パガーニ『ウアイラ』の日本発表を機に、オラチオ・パガーニ氏が来日。パガーニ社が小さいながらも他の自動車メーカーに属さない、独立系企業の道を選んだ理由について語った。

パガーニ社の株のうち93.3%をパガーニ家が所有する、独立系の企業である。その理由についてパガーニ氏は、「他のラグジュアリーメーカーは、大きな企業グループに吸収されていくという形をとってきましたが、経営的には非常に安定する反面、往々にして、これまで持っていた精神や企業固有の哲学が薄くなってしまうリスクがあるのです」と述べる。

「いまの時代に小さな企業を経営していくのは難しく簡単なことではありません」としながらも、「自分たちの創造力を存分に発揮することが出来、車体に使うコンポーネントも親メーカーのキャリーオーバーではなく、自分たちが良いと思うコンポーネントを選んで使うということが出来るというメリットの方が大きいのです」とした。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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