インディカーは6月19日、今週末にインディカー・シリーズの第10戦の行われるアイオワ・スピードウェイに関する特徴と、ファンの楽しみ方などを紹介。
第2ターンにあるビルボードにはドライバー達のラップが18秒ごとに現れるが、それが完全に表示されるまでに消えてしまう。0.875マイルのアイオワ・スピードウェイのオーバルでは18秒のラップが250回行われ、インディカーシリーズの中で最も多忙なサーキットと言って過言ではない。
「それはとてもフィジカルなトラックだね。実際に、僕が知っているトラックの中で、最もフィジカルだ」とA.J.フォイト・レーシングの佐藤琢磨は語る。
「高いダウンフォースにより、多くのグリップを得ることができる。ハイバンクのトラックであることでグリップはさらに増え、かなりタイトなコーナーをとても速く通過する。それはコーナーリングで5G(体重の5倍)を超えるので、とても高い。だからそれは高いスタミナをドライバーに要求し、舵を取る努力を必要とするので特に過酷だ」と彼は続けた。
昨年のこのレースの勝者であるライアン・ハンター=レイは、「アイオワ・スピードウェイのオーバルは、唯一つの種類に属する。とてもユニークなトラックで、それは1年の内で最も近いレースの一つとなる。昨年のレースは最後の一瞬まで勝負がつかず、今年も同じようになると予測している」と語った。