白金高輪駅の運賃表に誤表示…乗換指定駅追加後も旧運賃のまま

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東京地下鉄(東京メトロ)と東京都交通局は6月19日、メトロ南北線・都営三田線白金高輪駅の運賃表に誤りがあり、運賃を取りすぎていた可能性があったと発表した。

誤表示が確認されたのは、改札口付近の自動券売機上部に掲出している「都営三田線経由東京メトロ連絡普通旅客運賃表」。白金高輪駅から都営三田線経由で東京メトロ日比谷線南千住駅に向かう大人連絡普通旅客運賃について、本来は「300円」であるところを「330円」と表示していた。6月18日17時50分頃、利用者からの指摘を受けて判明し、直ちにシールで修正した。

白金高輪駅から都営地下鉄と東京メトロを乗り継いで南千住駅に向かう場合、従来の運賃計算は白金高輪~都営三田線~三田~都営浅草線~人形町間7.5km(210円)と人形町~メトロ日比谷線~南千住間6.2km(190円)を合算し、これに乗り継ぎ割引(70円引き)を適用して330円としていた。

しかし、3月16日から東京メトロ日比谷線秋葉原駅と都営新宿線岩本町駅が乗換駅に指定されたことから、運賃計算ルートは白金高輪~都営三田線~神保町~都営新宿線~岩本町間9.0km(210円)と秋葉原~メトロ日比谷線~南千住間4.7km(160円)に変更され、乗り継ぎ割引を適用すると従来より30円安い300円になっていた。

両社局によると、最大で27人から合計810円を取りすぎていた可能性があるとしている。PASMOやSuicaなどICカード利用者からの過剰収受はない。

《レスポンス編集部》

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