J.D.パワーアジア・パシフィックは、「2013年米国自動車初期品質調査」の結果を公表した。ブランド別の初期品質ランキングではポルシェが首位を獲得した。
今年で27年目となる同調査は、2013年モデルを新車で購入またはリースした顧客を対象に、納車から90日後の初期品質について調査した。質問項目は、製造不具合や設計不具合など合計233項目。調査は今年2月から5月にかけて行われ、8万3000人以上から回答を得た。
また、同調査は、新車の品質を調べる業界のベンチマークの役割を果たしているが、2013年には調査設計の変更が行われ、今日の車両の品質をより良く測定できるよう、特に新テクノロジー・機能面での強化が行われた。加えて、新車の所有者からより詳しい内容のフィードバックが得られるように変更を行った。
ブランド別の初期品質調査の結果は、100台当たりの不具合指摘件数、PPの少ない順にランキング。トップ10は以下の通り。
1:ポルシェ(80PP)
2:GMC(90PP)
3:レクサス(94PP)
4:インフィニティ(95PP)
5:シボレー(97PP)
6:アキュラ/トヨタ(102PP)
7:ホンダ(103PP)
8:ジャガー(104PP)
9:ヒュンダイ/起亜/メルセデスベンツ(106PP)
10:アウディ/キャデラック(108PP)
なお、業界平均は113PPだった。