関釜フェリー、「青春18きっぷ」利用者対象の半額キャンペーン実施…大阪~釜山間が片道6800円

船舶 企業動向
釜山港の国際旅客ターミナル。下関~釜山間のフェリーや対馬~釜山間の高速船が発着している。
  • 釜山港の国際旅客ターミナル。下関~釜山間のフェリーや対馬~釜山間の高速船が発着している。
  • 釜山港に停泊中の関釜フェリー「はまゆう」。

山口県の下関と韓国のプサン(釜山)を結ぶフェリーを運航している関釜フェリー(山口県下関市)は、JRの普通列車専用全線フリー切符「青春18きっぷ」の利用者を対象に、運賃半額キャンペーンを実施する。

割引運賃の適用対象は、下関から釜山までの片道、または下関~釜山間の往復同時購入で、釜山から下関までの片道は適用されない。関釜フェリー所属の「はまゆう」だけでなく、同社と共同運航している釜関フェリーの「ソンヒ(星希)」も利用できる。

通常の片道運賃は2等で9000円だが、キャンペーンが適用されると半額の4500円になる。往復同時に購入する場合は復路も割引運賃が適用される。1等と特等は差額運賃を払えば利用できる。港湾施設使用料や燃油サーチャージは別途現金での支払いが必要。

割引運賃での利用は事前の予約が必要で、電話予約の際に「青春18きっぷ旅大応援割引」の適用を申告する。下関港での乗船手続きでは、2013年7月20日~9月10日有効の「青春18きっぷ」を提示の上、あらかじめ必要事項を記入しておいた割引申請書を提出する。

釜山行きフェリーが下関港国際フェリーターミナル(下関駅東口から徒歩7分)を出港するのは19時で、乗船手続きは18時まで。大阪駅から普通列車を乗り継いで下関に向かう場合、平日は大阪発6時52分の姫路行き新快速、土曜・休日は大阪発6時25分の姫路行き快速に乗車すると下関駅には16時50分に到着し、その日のうちに釜山行きフェリーに乗船できる。

「18きっぷ」1回分(2300円)と関釜フェリーのキャンペーン運賃の合計は6800円。6月18日現在のレートで計算すると、燃油サーチャージなどを含めても約1万7000円で大阪~釜山間を往復できる。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV