ランドローバー、マレーシアでの組立再開を検討

ランドローバー(マレーシア)は、一部の車種についてマレーシア国内における組立再開を検討している。

エマージング・マーケット 東南アジア

ランドローバー(マレーシア)は、一部の車種についてマレーシア国内における組立再開を検討している。

東南アジア諸国連合(ASEAN)市場向けの上級モデルなどが対象となる見込み。

マレーシア法人の親会社であるサイム・ダービーのサイド・ムザル社長が明らかにした。

ランドローバーはかつて、ケダ州クリムのイノコム工場で『ディフェンダー』、セランゴール州シャアラム工場で『ディスカバリー』、『フリーランダー』をそれぞれ組立生産していたが、現在は中止している。組立再開にあたってはこれら経験のある3車種に加え、『レンジローバー・イヴォーク』の現地生産も視野に入れている。

ランドローバー・マレーシアは、昨年650台を販売したが、今年は年初5か月ですでに400台を販売しており、通年では1000台を突破する見通しだ。売れ筋はレンジローバー・イヴォークだという。

伊藤 祐介

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