マレー語紙「ウトゥサン・マレーシア」から批判されている長距離格安航空エアアジアXのアズラン・オスマンラニ最高経営責任者(CEO)を擁護したとして、
ナジブ・ラザク首相の弟である、CIMBグループのナジル・ラザク最高経営責任者(CEO)が、マレー・イスラム系非政府組織(NGO)からの批判の矢面に立たされている。
アズラン氏は先ごろ、「ツイッター」で与党第一党・統一マレー国民組織(UMNO)機関紙である「ウトゥサン」が、与党離れをした華人有権者に対する差別的批判記事を逆批判したもの。これに対して「ウトゥサン」はエアアジアのサービスの悪さを指摘した上でアズランCEOを傲慢だと決め付け、アズラン氏から謝罪がない限りエアアジアの広告掲載を拒否すると通告した。