JR東海の浜松工場(静岡県浜松市)でこのほど、第2次世界大戦中に米軍が使用したとみられる不発弾が発見された。
発表によると、同工場のリニューアル工事を請け負っている会社が長さ約153cm、直径約41cm、重さ約860kgの金属物1個を発見。陸上自衛隊の現地調査により不発弾であることが6月6日12時頃に確認され、防護措置を実施した。第2次世界大戦中に米軍が使用した16インチ艦砲弾とみられる。
浜松工場では2012年10月にも不発弾が見つかり、2月に東海道新幹線の運行を一時見合わせて海岸まで運び、爆破処理を行っている。JR東海は今後、浜松市や陸上自衛隊、警察などと協議して不発弾の撤去や処理を行うとしている。