トヨタ自動車は6月5日、『プリウス』とレクサス『HS250h』2車種のアキュームレータ(蓄圧器)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2009年3月23日~同年10月16日に製作された11万6994台。
電子制御ブレーキシステムの蓄圧容器に疲労亀裂が入り、容器内のブレーキフルードに窒素ガスが侵入してブレーキペダルの踏みしろが増加し、制動力が低下するおそれがある。
全車両、アキュームレータを確認し、該当するものは対策品のアキュームレータが組み込まれたブレーキブースタポンプと交換する。
不具合発生件数は49件で、市場からの情報で発見した。
事故は起きていない。