エアバスは6月4日、EADSとエアバスの人的資源部長、ティエリー・バリル氏が、6月3日にパリで行われた式典において、年間最優秀人的資源管理者賞を受賞したことを発表した。
この賞は1997年に専門職の概要を明らかにすると共に、会社の発展に人的資源管理者が担う戦略的貢献と重要性を強調する為に創設された。
この受賞の知らせと共にEADSのCEO、トム・エンダース氏とエアバスのCEO、ファブリス・ブレジエ氏は、最初にお祝いの言葉をバリル氏に送った2人である。
「2人の上司に毎日のように仕えることは、容易ならざる業務であると共にそれそのものが偉業であり、この賞にほとんど制限を与えるものである」とエンダースとブレジエ両氏は共同声明の中で発言した。
2012年以来、ティエリー・バリル氏はEADSとエアバスの人的資源機能を統合して来た。この式典で彼は、同業者達に認められたことは大きな誇りであると述べた。
「私はこれが、EADSの我々のチームと2003年に遡るユーロコプター、そして2007年のエアバスでの重労働の結果であることを特に誇りに思う。人的資源管理者は彼のチームや管理するスタッフと同等の重要性を持つだけであり、よってこの賞は私のチームと我々の会社の為のものである」とバリル氏は語った。
ティエリー・バリル氏は、TF1、レグランド、SODIAAL、CELIO、GUERLAIN、ALSTOM、マクドナルド、SNCF、ADEO、ルイ・ヴィトン、DGAFP、GEODISといった高名な会社を代表する人的資源管理者によって構成される審査員によって彼の戦略的視野やキャリアを通しての成果を評価され、この賞を受賞することとなった。