WRCは6月2日、ギリシャで行われたアクロポリスラリーWRC-2クラスの最終日に、元F1ドライバーのロバート・クビサがWRC初優勝を飾ったことを伝えた。クビサはシトロエンDS3 RRCで日曜日の最後の4つのステージをクリーンに走り切り、フォード・フィエスタRRCを運転するユーリ・プロタソフに1分29秒8の差をつけて勝利した。彼はギリシャでのWRC-2の競技を完全に支配し、金曜日のオープニングステージでリードを奪った後、最初の9つのステージで2分以上のリードを維持することに成功した。クビサはその後注意深いアプローチをして岩だらけの砂利道ステージでのトラブルを避け、25ポイントのチャンピオンシップポイントを確保した。「僕のミスと車の故障による期待はずれな時期の後、やっと今日の良い日を迎えることができた。最も良かったことは、ここで多くのことを学ぶことができたことだ。これらは僕が過去20年間に馴染んできたコンディションとは、全く正反対のものだった」「ここへ来て良いドライビングをして、ダメージを受けずに車をキープできたことは、僕にとってすでに大きな達成を意味するが、勝つことはさらに素晴らしい。しかし道はまだ長い。多くのことを学んだのは確かで、次のラリーもさらに自分を向上させるだろう。自分の到達したいレベルまでには、まだ長い道のりがある」とポーランド人ドライバーは語った。アクロポリスラリーWRC-2クラスの結果(総合)1. ロバート・クビサ2. ユーリ・プロタソフ3. アブドゥラジズ・アル-クワリ4. オレクシー・タムラツォフ5. ラシド・アル-ケトビ6. ニコラス・フークス7. アーミン・スマイロフ8. バレリー・ゴルバン9. オレクシイ・キキレシュコ10. ファン・カルロス・アロンソ