東京商工リサーチは東日本大震災関連倒産の、2013年5月の調査結果(速報値)を発表した。東日本大震災関連倒産は前月から2件減少の28件で、負債総額は同23億6600万円減少の88億6600万円。
倒産件数は13か月連続で前年同月比マイナスとなり、負債総額は速報値では3か月連続で100億円を下回った。
地区別では、関東22件と東北6件。このうち、東北は宮城5件、青森1件だった。他のエリアは0件だった。
産業別では、製造業と宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が各7件、次いで、卸売業と小売業が各5件、建設業が3件だった。被害型では、「間接型」の25件に対し「直接型」が3件だった。
なお、震災発生から1年14か月目となる2013年5月で、累計倒産件数は1192件、負債総額は1兆4277億円となった。