【INDYCAR 第6戦】元インディカードライバー、スコット・グッドイヤーがベル・アイルを分析

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新たに改装されたベル・アイル・パーク市街地コース
  • 新たに改装されたベル・アイル・パーク市街地コース
  • スコット・グッドイヤー

インディカーは5月30日、6月1日と2日の両日に渡ってデトロイトのベル・アイル・パーク市街地コースで行われるダブルヘッダーレースを実況中継する、ABC放送の解説者を務める元インディカードライバーのスコット・グッドイヤーによる新しいコースの分析を公表した。

ベル・アイル・パークの、今年からのコースの改良点は以下の通りである。

・サーキットを延長しオーバーテイクの機会を増やした。第2ターンと第3ターンの間に0.5マイルのストレートが追加された。

・10万平方フィート以上の路面が一新された。

・第3ターンと第4ターンのカーブが変更または除去されてさらにタイトなコーナーとなり、その結果オーバーテイクの機会が増えることとなった。

スコット・グッドイヤーは「このサーキットは基本的にデトロイトのダウンタウンのストリートサーキットのトンネルにいるドライバーのように、針に糸を通すようなものだ。なぜなら両側に壁があり、とても狭いからだ。これは街の道路ではなく公園の通路なので、おそらくボルチモアやロングビーチといった、他のストリートコースに比べても狭いはずだ」

「このコースは様々なターンがあっても路面がスムーズな為に、車がいつも妥協できるロードサーキットとは違う。ここでは多くのタイプの異なるターンと路頂と通り引きするだけではなく、路面がバンピーでもあるからだ」

「ドライバーはピンボールマシーンのボールのようなものだ。なぜなら跳ね回って、車がグリップを失うリスクに絶えず直面するからだ。だからドライバーにとってのチャレンジは、心地良く、持続的で速い何かを見つけることだ。しかしこれらのものは普通同時には起こらないものだ」とコースに関する詳しい解説をした。

《河村兵衛》

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