小糸製作所は、自動車用ランプのカルテルで公正取引委員会から排除措置命令と課徴金納付命令を受けたことについて、承服できないとして公取に審判の請求を行った。
公取は小糸製作所、市光工業、スタンレー電気のランプ大手が価格カルテルを結び、独占禁止法(不当な取引制限)に違反していたとして、小糸製作所、市光工業に排除措置命令と課徴金納付命令を出した。
小糸製作所は、命令内容を慎重に検討してきた結果、排除措置命令、課徴金納付命令に関して、認識が異なり、承服できないとして審判を請求した。
同社では「審判において考え方を説明し、公正な判断を求める」としている。