【NASCARキャンピングワールド 第5戦】トヨタのカイル・ブッシュが2011年以来の初勝利を飾る

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キャンピングワールド・トラックシリーズ第5戦
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  • カイル・ブッシュのピット作業
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  • タイラー・ヤングのスピン
  • クラッシュしたジェイク・クラム

5月17日、シャーロット・モーター・スピードウェイで行われたキャンピングワールド・トラックシリーズ第5戦、ノースカロライナ・エデュケーション・ローテリー200で、トヨタのカイル・ブッシュが2011年以来初めての勝利を手にした。

自分自身のトラックを所有するブッシュは、ピットロード・ペナルティを受けた後に後方から猛烈にチャージして、2011年9月24日のニューハンプシャーでの勝利以来初となるシリーズの勝利を飾った。この勝利はブッシュにとってシャーロットでの5度目の勝利であり、彼のキャリアでの107回のスタートで31度目の勝利となる。

この夜8度目のコーションの後、レースは8ラップのグリーンフラッグでフィニッシュを迎え、ブッシュにわずか0.468遅れでブレンダン・ガウハンが2位でチェッカーフラッグを受けた。その後にはマックス・グレシャムがキャリア最高の3位でフィニッシュし、シリーズポイントリーダーのマット・クラフトンが4位に入賞した。

「それは(自分にとって)永遠だった…勝利は1年半以上を要した。昨年はクルーチーフのエリック(フィリップス)と自分はビクトリーレーンに行くことができずに、本当に不満がつのった。我々は速かった。(現在のクルーチーフの)ルディ(ファグル)をはじめとするクルー達は、小さなチームでNo.51のスタッフを引き継ぎ、良い仕事をした。彼と2、3人のクルーだけがフルタイムで働いた。彼等は小さなチームでありながら多くの仕事をこなしてレースに参加し、幾つかの勝利を得ようといている」とブッシュは語った。

ブッシュは第82ラップにタイラー・ヤングがスピンして4度目のコーションが出されるまで、66ラップをリードしていたが、第84ラップのイエローフラッグの間の燃料補給だけのピットストップで、彼はガソリン缶を引きずってピットアウトしたことでペナルティーを受け、第88ラップに最後尾からスタートすることとなった。

ブッシュは挫けることなくペナルティーの機会に交換した4本のフレッシュタイヤで果敢にチャージし、第94ラップでロン・ホーナデイ・Jrとジェイク・クラムのトラックが激しく衝突するまでに7番手にまで順位を回復していた。

そしてこの事故によるコーションの後、ブッシュは第122ラップに起こったクラッシュで、8度目のコーションが出る前にミゲール・パルドを交わしてリードを奪い返した。

《河村兵衛》

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