全体相場は反発。米国株安、円安一服を嫌気し、寄り付きは売りが先行。しかし、売り一巡後は為替が円安に振れたことを受け、引けにかけてじり高展開となった。平均株価は前日比100円88銭高の1万5138円12銭と反発。2日ぶりに年初来高値を更新し、2007年12月28日以来の1万5100円台を付けた。自動車株はほぼ全面高。トヨタ自動車が20円高の6470円と3日続伸。ホンダが5円高の4180円と小反発。マツダが13円高の403円と続伸し、2008年10月以来の400円台乗せ。今期業績予想の前提為替レートを1ユーロ=120円としており、ユーロ高円安に伴う業績増額修正を期待する買いが入っているもよう。富士重工が32円高の2440円と続伸。日野自動車、三菱自動車、ダイハツ工業がしっかり。こうした中、いすゞが22円安の879円と6日ぶりに反落。スズキが21円安の2816円と続落。日産自動車が1160円で変わらず。