スイスの高級時計メーカー、ブライトリングと「みんなで大空を見上げよう」プロジェクト実行委員会は5月12日、福島県いわき市内の小名浜港において、航空機によるアクロバットの飛行展示を行った。
このイベント、当初は世界トップクラスの技量を持ち、ジェット機を使うものとしては民間で最大となる「ブライトリングジェットチーム」の日本ツアーに合わせて開催された。
イベント当日には会場となった小名浜港周辺に約2万人の来場者が訪れたものの、開始数時間前から海霧が発生するなどして視界が悪化。
午後になってから地元(福島県)に在住するパイロット、室屋義秀さんが天候調査を兼ねたアクロバット飛行を披露したところでタイムアップ。「これ以上の気象の好転は望めない」と判断され、ブライトリングジェットチームの機体が小名浜上空を飛ぶことが無いままイベントは中止となった。