メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎社長は5月14日に都内で開いた新型『Eクラス』発表会で、2013年の自社ブランド販売に関して「1-4月でほぼ(前年同期比)15%増までいけているので、通年では最低でも今の伸びを維持し、それ以上を狙っていきたい」との考えを示した。
上野社長は「私どもとしては新型Eクラスでもう一回弾みをつけたい。さらに後半には、カブリオレなどEクラスの派生モデルや他種モデルもまだ2~3予定している」と今年後半に向けた新車ラインアップを示唆。
その上で「これらすべての新車効果もあいまって、現状の15%(増)でとどまることなくいきたいと考えている。4月単月では(前年同月比)47%プラス。これは『Aクラス』、『Bクラス』の供給の安定化も手伝って大きな数字になっているが、ここからは後半に向けて弾みをつけていく。昨年4万台を超えたので、それを安定させて、それ以上のものを出していきたい。最低でも今の伸びを維持し、それ以上を狙っていきたい」と述べた。
日本自動車輸入組合の統計によると、メルセデスベンツブランド乗用車の2013年1-4月累計販売台数は前年同期比14.4%増の1万4578台。また2012年暦年の販売台数は前年比26.2%増の4万1901台となっている。