ヤマハ発動機が発表した2013年1-3月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期比11.6%増の138億円と増益となった。
売上高は同3.7%増の3275億円と増収だった。二輪車の販売台数は同8.1%減の147万台と落ち込んだほか、船外機、四輪バギーなども減少したが、円安による為替換算効果などにより増収となった。
営業利益は出荷台数減少による利益減少を、円安効果やコスト削減などにより吸収し、増益となったが、経常利益は為替予約の評価影響などにより同21.3%減の133億円と大幅減益、当期純利益は同35.6%減の74億円となった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。