コスモ石油は、ヒュンダイオイルバンクと、エネルギーの安定供給に対応するため、自然災害などの緊急時における相互協力体制を構築することで合意した。
今回の覚書締結で、コスモ石油とヒュンダイオイルは、エネルギー供給事業者として、石油製品を相互融通するなどし、緊急時に石油製品を安定供給する体制を整える。
契約期間は2013年5月9日から2年間で、以降1年間ごとに自動更新する。
両社のどちらかに石油製品の供給に支障が生じた場合、原油・石油製品・半製品の優先供給や相互融通を行なう。精製分野でも、製油所での精製が困難となった場合、双方の製油所に原油や半製品を持ち込み「委託精製」を行う。
また、輸送手段の手配が困難となった場合も、石油タンカーなどの相互融通を行い、石油製品輸送を継続する。
コスモ石油とヒュンダイオイルは、パラキシレンの合弁事業を始め、技術、研究分野など幅広い協力関係を築いている。