小糸製作所は、北米子会社とともに、自動車用ランプの価格カルテル事件に関連して、カナダ国オンタリオ州上位裁判所で提訴されたと発表した。
提訴したのはSHERIDAN CHEVROLET CADILLAC、PICKERING AUTO MALL、FADY SAMAHAの3者。
原告らは、小糸グループの自動車用ランプを直接、間接的に購入した者を代表、小糸グループらが共謀して、自動車用ランプについて価格調整を行ったと主張、損害賠償と懲罰的損害賠償として最大5500万カナダドルを請求している。
小糸では「訴状の内容を精査した上で、適切に対処していく。また、本件訴訟と同種の訴訟を今後提起される可能性がある。訴訟が今後の業績に与える影響については、現時点で見通すことは困難」としている。