京福電鉄3月期決算、燃料費上昇が収益を圧迫して経常利益大幅減

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京福電鉄が発表した2013年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比31.2%減の3億4600万円と減益となった。

売上高は同2.4%減の113億6400万円だった。少子高齢化などの影響によるバス・タクシー利用者の減少もあって運輸業の営業収益が微減だった。不動産事業、レジャー・サービス業も減収となった。

収益では、原油価格の上昇による燃料費の増加などで経常利益は、同37.9%減の2億7300万円と大幅減益となった。当期純利益は福井駅付近の土地収用に伴う固定資産売却益など、特別利益を計上したため同10.5%増の3億3400万円と増益となった。

今期の通期業績見通しは売上高が同0.3%増の114億円とほぼ横ばいの見通し。営業利益は同9.8%増の3億8000万円、経常利益が同13.2%増の3億1000万円、純利益が同10.2%減の3億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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