近鉄、シニア夫婦向けの全線フリー切符発売

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「『いい夫婦』60フリーパス」のポスター。
  • 「『いい夫婦』60フリーパス」のポスター。
  • 近鉄大阪線の大阪上本町駅。「『いい夫婦』60フリーパス」は近鉄の鉄道路線全線が利用できる。
  • 「『いい夫婦』60フリーパス」は夫婦二人分の乗車券と近鉄特急引換券のセット。利用できる回数は限られているが、特急も利用できる。

近畿日本鉄道(近鉄)は4月25日、シニア夫婦向けのフリー切符「『いい夫婦』60フリーパス」を5月1日から発売すると発表した。夫婦のどちらかが60歳以上である場合に限り、近鉄全線が利用できる。

切符は夫婦二人分の乗車券と近鉄特急引換券のセット。乗車券は近鉄の鉄道路線とケーブルカーが利用できる。特急引換券は夫婦二人分を1枚として2枚付くが、観光特急「しまかぜ」やアーバンライナーなどのデラックスカーを利用する場合、特別車両料金が別途必要になる。

夫婦のどちらか一方が60歳以上で、二人が同じ行程で旅行する場合に限り利用できる。切符を発売する際、免許証や健康保険証などで購入者が60歳以上であることを確認するほか、改札や車内でも年齢を確認する場合がある。

発売期間は5月1日から7月16日まで、利用期間は5月7日から7月19日までの連続する平日3日間。利用開始日前日までの前売り発売で、当日発売は行わない。

発売額は夫婦二人分で1万1220円。大阪難波~近鉄名古屋間を特急で往復する場合、通常の運賃と特急料金は大人二人分で1万6600円となるため、「『いい夫婦』60フリーパス」を利用すると5380円安くなる。

《草町義和》

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