国土交通省、787型機の運航再開を認める「耐空性改善通報」を発行

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国土交通省は4月26日、全日本空輸(ANA)と日本航空(JAL)に対し、ボーイング787型機の運航再開を認める「耐空性改善通報」を発行したと正式に発表した。

ボーイング787型機は、1月に発生したバッテリートラブルの影響で、運航停止措置がとられていた。同社がバッテリーの安全性を確保するための設計変更し、米国連邦航空局(FAA)は、これを承認するとともに、4月25日に運航再開を認める「耐空性改善命令」を発行した。

これを受け、国土交通省は、787型機を保有するANAとJALに対して、耐空性改善通報をと発行、運航再開を承認した。また、同省はANAとJALに対して、機材、運航乗務員の安全確保や利用者などに対する適切な情報開示を要請した。

同省では、ボーイング787型機の安全確保に万全を期すとともに、利用者の安全を確保するため、今後とも適切に対応するとしている。

《レスポンス編集部》

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