小糸製作所が発表した2013年3月期の連結決算は、最終利益が前年同期比24.2%増の166億2500万円だった。
独占禁止法違反にかかる課徴金引当金繰入額34億円の特別損失計上があったものの、大幅増益となった。
売上高は主力の自動車照明事業が好調で、同9.7%増の4728億4300万円と増収となった。
収益では、国内外の自動車増産による増収、海外新工場の稼働、原価低減活動などが寄与し、営業利益が同18.7%増の376億6800万円、経常利益は同27.0%増の400億0700万円となった。
2014年3月期の業績見通しは、売上高が前年比12.7%増の5330億円、営業利益が同3.5%増の390億円、経常利益が横ばいの400億円、最終利益が同20.3%増の200億円とした。