フォルクスワーゲンと上海汽車の中国合弁、上海フォルクスワーゲンは4月20日、中国で開幕した上海モーターショー13において、『グラン ラビダ』を初公開した。同車は、『ラビダ』の派生車種として登場したステーションワゴン。ラビダは2008年4月、北京モーターショー08でデビュー。『ゴルフ』をベースに開発された中国専用の中型4ドアセダンだ。ラビダは2008年6月に発売後、大ヒット車となり、2012年1月には累計販売台数が早くも70万台に到達。最新モデルは2012年4月、北京モーターショー12で発表され、フォルクスワーゲンの最新DNAが表現されたフロントマスクに一新している。上海モーターショー13でワールドプレミアされたグラン ラビダは、人気のラビダに新たな価値を提供する派生ステーションワゴン。セダンのルーフを延長して、後部に実用的な荷物スペースを設けた。グラン ラビダは今夏、中国市場で発売される予定。搭載エンジンはセダンと同じく、自然吸気の1.6リットルと2.0リットル、1.4ターボの3種類のガソリンユニットを設定している。
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