ヴァレオジャパンは4月19日、ヴァレオが開発した水冷インタークーラー内臓のエアインテークモジュールが、2013年オートモーティブニュース PACE(Premier Automotive Suppliers' Contribution to Excellence)アワードを受賞したと発表した。
ヴァレオのエアインテークモジュールは、コンパクトで燃費を向上させるとともに、エンジンのレスポンスを損なうことなくエンジンを小型化することができる。また、ガソリンエンジンにもディーゼルエンジンにも対応しており、排ガス規制に貢献している。
さらに、エアインテークマニュホールド内で冷却水(クーラント)を用いた非常に効率の高い熱交換器を使用しており、圧力低下によるロスを最低限に抑えるとともに、加速時のターボラグを短縮している。
フォルクスワーゲンとヴァレオは、フォルクスワーゲン『1.6TDI』と『2.0TDI』の4気筒モジュラーエンジンに搭載されている新型水冷インタークーラー(WCAC)の共同開発に関して2013年オートモーティブニュース PACE イノベーションパートナーシップアワードを受賞。「SiLLK (Saugrohr integrierter Ladeluftkuhler)」と名付けられた4気筒モジュラーエンジンには、ヴァレオのエアインテークモジュールが搭載されており、エンジンの小型化と、グローバルな規制強化に対応するCO2およびNOxの排出削減に貢献する。