日通は、2012年度の鉄道コンテナ取扱い実績を取りまとめ、4月17日に発表した。
その実績によると、2012年度取扱個数は、上半期98万269個、伸長率8.4%増、下半期99万2744個、伸長率2.2%減、通期で2.8%増の結果であった。
2012年度上半期の発送個数は、台風4号、17号の上陸や、4月と9月に発生したJR北海道江差線の脱線事故などがあったものの、前年の東日本大震災による影響を受けて反動増で推移した。
下半期は、JR貨物による機関車の防護無線機一斉点検や、雪の影響による運休、エコカー補助金の打ち切りに伴う自動車部品輸送の反動減などにより、前同比で減送となった。
通期実績としては、車扱輸送からコンテナ輸送への転換や東日本大震災の災害廃棄物輸送の本格化による増加となり、197万3013個、前年比5万3441個増の、伸長率2.8%増。