国交省北海道運輸局は、2013年1~2月(カテゴリーにより、2012年12月の実績)の輸送動向を取りまとめ、4月15日に発表した。
データは、1.旅客輸送、2.貨物輸送、3.観光、4.車両数に分類されており、注目されるのは、普通乗用車が11.9%減、2ヶ月連続減であるのに対し、軽自動車においては前年同期比10.7%増で、実に17ヶ月連続の増加であり、これは軽自動車の燃費向上を中核とした技術革新が反映された結果と目される。
カテゴリー別の推移は以下の通り
1.旅客輸送
1月の札幌市営地下鉄の旅客数は、前年同月比2.3%増、4ヶ月連続でプラス。
2.貨物輸送
1月の中・長距離航路の車両輸送台数は、前年同月比3.3%増、7ヶ月連続でプラス。
3.観光
12月の道内主要第1種旅行業者8社における海外旅行取扱人員は、前年同月比4.4%減で、マイナスに転じている。
取扱金額は、逆に同9.4%増であり、2ヶ月連続でプラスとなっている。
4.車両数
2月の乗用自動車(普通・小型)の新車登録台数は、前年同月比11.9%減であり、2か月連続でマイナス。
しかし、乗用自動車(軽)の新車届出台数は、前年同月比10.7%増であり、17ヶ月連続でプラスとなっている。