ボーイングは4月15日、イギリス空軍向け『CH-47チヌーク』の、最初の飛行テストを完了したことを公表した。
フィラデルフィア近郊にあるボーイングのヘリコプター施設で3月15日、スケジュールよりも先にMk6チヌークの初期耐久性が証明された。
「これはボーイングとプロジェクトチームの両方にとって、大きな達成だ。契約のサインから20ヶ月以内に最初のヘリコプターの飛行を見たことは、このカギとなるプロジェクトに関わった人々の大いなるプライドの源泉である。」とイギリス防御装備・支援のチヌーク・チームのリーダーである、デビッド・チルズ大尉は語った。
Mk6チヌークはイギリス専用航空電子工学、前方監視赤外線システム、相互運用性のコミュニケーション及びナビゲーション装置といった先進技術を備えている。チヌーク・ヘリコプターは、今年後半にイギリス空軍に納入される前の包括的なテストをアリゾナ州メサにて行う予定である。