日本船舶輸出組合が発表した2012年度(2012年4月~2013年3月)の輸出船契約実績は196隻となり、前年と比べて2隻減った。
総トン数では前年度比16.0%増の937万4607総トンと前年を上回ったものの、2年連続で1000万トンを下回った。
貨物船は11隻で、総トン数が52万0198総トン、ばら積貨物運搬船が170隻、751万5609総トン、油送船が15隻、133万8800総トンとなった。
船主系列では欧米系が43隻と、前年度より27隻の増加となった。ギリシャ系も16隻増の24隻となった。香港系は3隻増の4隻となった。日本系は68隻マイナスの93隻にとどまった。
2012年度の輸出通関実績は前年度より24隻マイナスの329隻で、総トン数が同6.6%減の1487万8563総トンと前年割れとなった。ばら積運搬船、油送船が低調だった。
一方、2013年3月末の輸出船手持工事量は772隻、3505万9798総トンと低調。