トヨタ、ナビ盗難対策への取り組みを強化…盗難品を即時判別

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トヨタ純正ナビ「NHBA-X62G」(参考画像)
  • トヨタ純正ナビ「NHBA-X62G」(参考画像)
  • 盗品ナビゲーション判別プロセスイメージ

トヨタ自動車は、販売店装着オプションの自動車用品として販売しているナビゲーションの盗難対策を強化すると発表した。

今回の盗難対策強化では、トヨタが愛知県公安委員会から全国の車両及びナビゲーション盗難被害リストの提供を受け、ユーザーからパスワード解除依頼を受けた際、ナビゲーションに記録されているシリアルナンバー(製造番号)を被害リストと照合。盗品と判明した場合には、販売店から警察へ通報し、購入経路の確認などの対応を行う。警察庁の盗難被害リストは毎日更新され、トヨタから最新情報をリアルタイムで販売店に通知することで、迅速な対処が可能となる。

トヨタは盗難防止のため、車内への侵入を防止するオートアラームを標準またはオプション設定しているほか、ナビゲーションの新モデル発売にあわせ、ナビゲーション本体の初期設定時パスワード設定や、盗難防止用ロックボルトの標準化など、さまざまな対策を講じてきた。今回導入するシステムは、パスワード設定機能がある2007年以降発売のナビゲーションであれば、盗品の判別が可能であり、盗難抑止効果の向上が期待できるという。

《纐纈敏也@DAYS》

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