WRCは4月11日、予選ステージで最速タイムを出したダニ・ソルドのシトロエン『DS3』が12日金曜日のレースに向けて13番手(最後)のスタートを選択した。金曜日の天気は引き続きドライで温かくなることが予想されており、早いスタートを切るドライバーにとってはアルガーブのステージは滑りやすい緩んだ砂利で覆われることとなる。そしてレースが進み砂利が掃き除かれると共に磨かれた道路はクリアで速くなり、後半にスタートするドライバーに大きなアドバンテージを与えるので、このスペイン人ドライバーが最後のスタートを選んだのは当然のことである。「それは難しい決定ではなかった。道路は乾いていて、13番手は単純にベストな場所なだけだ」とソルドは語った。予選順位でソルドの後のドライバー達は、サービスパークのファン達の前でリーダーを追従する形で遅い順からスタート順位を選び、予選2位のセバスチャン・オジエのフォルクスワーゲン『ポロR』は12番手スタート、そして彼のチームメイトのヤリ-マティ・ラトバラは11番手スタートを選択した。その他の全てのドライバーもスタートが遅い順にポジションを選び、フォード『フォーカスRS』を駆るデニス・クイパースが金曜日のステージで先頭を切ってスタートをすることとなる。以下がドライバー達のスタート順の選択結果である。1.デニス・クイパース2.ミカル・コシューツコ3.マルティン・プロコップ4.カリド・アル-カシミ5.ナッサー・アル-アティヤ6.アンドレアス・ミケルセン7.ティエリー・ヌービル8.エフゲニー・ノビコフ9.ミッコ・ヒルボネン10.マッズ・オストベルグ11.ヤリ-マティ・ラトバラ12.セバスチャン・オジエ13.ダニ・ソルド