NEXCO中日本東京支社および静岡県、静岡市、浜松市、国土交通省中部地方整備局は新東名(静岡県)インパクト調整会議を実施、新東名開通による静岡県内における交通の変化と整備効果をとりまとめた。
新東名開通後の県内道路を利用する企業へのアンケート結果によると、県内企業の県内道路全体に対する満足度は、約5割から約8割に上昇した。
また、新東名の開通により安倍川渡河断面での高速道路の交通量は1日あたり7000~8000台増加したが、総断面交通量に大きな変化はなく、道路の使われ方に変化が現れてきているという。
静岡中心部の安倍川断面では、大型車混入率は新東名が最も高く、次いで東名、国道1号バイパス、国道1号、その他道路と、道路の規格順に低下している。また、国道1号バイパスでは、大型車の県外ナンバーの割合が昼間5ポイント、夜間7ポイント減少した。
なお、新東名の開通により、東名の所要時間は23分から12分と約1/2に減少、さらにゴールデンウイークやお盆には76分から22分と約1/3に減少した。