【AMAスーパークロス 第13戦】王者ライアン・ビロポトが完勝…450SXクラス

モーターサイクル エンタメ・イベント
レリアント・スタジアム
  • レリアント・スタジアム
  • ライアン・ビロポト
  • ライアン・ダンジー
  • デビ・ミルサップス
  • ジェームズ・スチュアート
  • チャド・リード
  • ジャスティン・バルシア
  • ダンジー、リード、スチュアート

AMAスーパークロス第13戦は4月6日に4万9438人のファンを集めたヒューストンのレリアント・スタジアムで行われ、450SXクラスでディフェンディング・チャンピオンのライアン・ビロポトが圧倒的な強さを見せ、累積ポイントで2位との差を21ポイントまで広げる結果となった。

450SXクラスの決勝で、スタートに定評のあるMCRのマイク・アレッシが勢いよく飛び出しホールショットを奪い、その後にビロポトが2番手、チーム・マッスルミルク・ホンダのジャスティン・バルシアが3番手と続いた。

ビロポトはオープニングラップで早くもアレッシを交わしてトップに躍り出て差を広げ始め、第5ラップにはチーム・マッスルミルク・ホンダのトレイ・カナード、レッドブル・KTMのライアン・ダンジー、ヨシムラ・スズキのジェームズ・スチュアート2・3.4番手のポジション争いを繰り広げた。

第7ラップでダンジーはカナードを交わして2番手となり、同じラップでスチュアートが3番手のポジションを確保したが、ダンジーと2番手を激しく争ったスチュアートは第10ラップのフィニッシュラインのジャンプでクラッシュをして、結局ダンジーが2位でフィニッシュし、3位にはカナードが入ることとなった。

「今夜は結構タフだった。トラックはどんどん崩れて行って、慎重に扱わなければならない変化の多い場所が幾つかあった。素早く動かなければならず、それがレース序盤で自分のした事だ。ラップ遅れのライダー達がレースの要素となり始める前に、リードを広げておきたかった。」と勝利したビロポトは語った。

尚、AMAスーパークロス第14戦は、4月13日の土曜日にミネアポリスのメトロドームで開催される予定である。

450SXクラス第13戦結果

1.ライアン・ビロポト(カワサキ)
2.ライアン・ダンジー(KTM)
3.トレイ・カナード(ホンダ)
4.ジャスティン・バルシア(ホンダ)
5.デビ・ミルサップス(スズキ)

450SXクラスシーズン累積ポイント

1.ライアン・ビロポト(カワサキ)-277
2.デビ・ミルサップス(スズキ)-256
3.ライアン・ダンジー(KTM)-252
4.ジャスティン・バルシア(ホンダ)-202
5.チャド・リード(ホンダ)-196

《河村兵衛》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集