警報機や遮断機の無い踏切で列車と衝突、トラックの2人が重傷

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5日午前8時ごろ、長野県上田市内にある上田電鉄別所線の踏切で、踏切内へ進入していたトラックと通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でトラックに乗っていた男性2人が重傷。列車の乗客乗員にケガはなかった。

長野県警・上田署によると、現場は上田市中野付近。踏切に警報機や遮断機は設置されていない。トラックは列車の接近に気がつくことなく踏切内へ進入。直後に通過した上り普通列車(別所温泉発/上田行き、2両編成)と衝突した。

トラックは約40mに渡って押し出されて大破。運転していた同市内に在住する49歳の男性と、助手席に同乗していた29歳の男性が全身強打の重傷。列車の乗客乗員9人にケガはなかった。

トラックは踏切に左折進入。列車はトラックの左方向から進行してきたという。警察ではトラック側の安全確認に怠りがあったものとみて、運転者の回復を待って事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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