3月27日、米国で開幕したニューヨークモーターショー13。メルセデスベンツ傘下のスマートのブースでは、『フォーツー』のEV、『フォーツー エレクトリックドライブ』の米国発売が宣言されている。
フォーツー エレクトリックドライブは、スマート フォーツーをベースに開発されたEV。最大出力75psを発生するモーターと、蓄電容量17.6kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。0‐60km/h加速4.8秒、最高速125km/h、1回の充電で最大145kmを走行できる性能を実現した。
フォーツー エレクトリックドライブの米国ベース価格は、2万5000ドル(約233万円)。米国では、EVの購入者には、最大で7500ドル(約59万円)のタックスクレジット(優遇税制)が適用される。タックスクレジット適用後のフォーツー エレクトリックドライブの価格は、1万7500ドル(約163万円)まで下がる。
この価格は、三菱『i-MiEV』のタックスクレジット適用後の現地ベース価格、2万1625ドル(約200万円)を下回るもの。スマートは、「フォーツー エレクトリックドライブが、米国で最も安い量産EV」と説明している。