三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は、大型路線バス『エアロスター』を豪州に初めて完成車として輸出を開始したと発表した。
エアロスターは、三菱ふそうバス製造(MFBM)が製造、完成車として豪州市場に投入する。MFBMから大型路線バスの完成車輸出は初となる。
今回輸出するエアロスターは、7.5リットルターボディーゼルエンジン搭載の66人乗り。日本国内で評価の高い路線バスをベースに、小型バス『ローザ』で培ってきた豪州でのノウハウと、現地販売部門との連携により、床埋込み式の車いす用スロープ板の設置など、市場のニーズにマッチした商品となっている。
同車両は、2013年3月から豪シドニー市交通局にて、実用供用試験を実施しており、正式販売は2013年6月ごろの予定。