電気自動車(EV)ベンチャーのSIM-Driveの清水浩社長は、同業の米テスラモーターズについて「私どもの技術に振り向いてくれないかなと期待している。そうすれば、さらにテスラの名が大きく売れてくると私は思っている」と述べた。
清水社長は3月27日に都内で開いたEV試作モデルの第3弾『SIM-CEL』発表会の席上、テスラはベンチマークかとの質問に対し「テスラが私どもの技術を使ってもらえたら、もっと遥かにいい車になる」との考えを示した。
具体的には「同じ電池重量で航続距離が伸びる、加速力も伸びる、さらに広いスペースが採れるということ」と指摘し、「これが私どもの特徴なので、そういう技術をテスラが使ってくれれば私はありがたいと思っている」と語った。