ロイヤルテクノR.A.B.O.事業部は、3月22日~24日に行われた第40回東京モーターサイクルショーで、ボディーに日本の伝統工芸である蒔絵などを施した観賞用の小型バイク『RB-35』を展示した。
RB-35は”見て楽しむバイク”をテーマに、ほとんどのパーツを5年の歳月をかけ、ハンドメイドで完成させたお座敷バイク。ジャパニーズクオリティを具現化させるため、日本人が得意とする小型の製品を題材に、金型・木型の製作からはじまり、砂型鋳造、機械加工、プレス、板金、曲げ、溶接、メッキ、塗装、バフなど全ての工程で精密さを極めた。
特に蒔絵の工程だけでも、2か月を要しているという。1台1台に本職の蒔絵師が作業し、それぞれの車両が趣のある外観となっている。完全受注製作で、ベーシックモデルが386万4000円。