北近畿タンゴ鉄道、リニューアル車両「あかまつ」「あおまつ」の運行計画を発表

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「あかまつ」の車内イメージ。
  • 「あかまつ」の車内イメージ。
  • 「あおまつ」の車内イメージ。

北近畿タンゴ鉄道(京都府福知山市)は3月22日、4月から運行を開始する観光型リニューアル車両「あかまつ」「あおまつ」について、運行計画の詳細を発表した。

北近畿タンゴ鉄道は、丹後半島の鉄道路線を運営している第三セクター。福知山~宮津間30.4kmを結ぶ宮福線と、西舞鶴~宮津~豊岡間83.6kmの宮津線を運営しており、JR西日本の特急列車も乗り入れている。

宮津線では、1989年に導入されたKTR700・800形気動車が主に運用されているが、このほどトイレ付きのKTR700形2両をリニューアルすることになり、JR九州などの独特な鉄道デザインを手がけたことで知られる水戸岡鋭治氏が設計、デザインを担当。4月14日から「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」として運行することになった。

1番列車は西舞鶴発10時26分の豊岡行き「丹後あかまつ1号」。現在は「タンゴ悠遊11・12・21・22号」として運転している列車のうち、「タンゴ悠遊11・12号」は偶数日に「丹後あかまつ1・2号」として、「タンゴ悠遊21・22号」は奇数日に「丹後あおまつ1・2号」としてそれぞれ運行する。ただし、6月17~21日は車両検査のため「タンゴ悠遊号」の運転となる。

運行時刻は、丹後あかまつ1号=西舞鶴10時26分-豊岡12時39分、丹後あかまつ2号=豊岡13時33分-西舞鶴15時51分、丹後あおまつ1号=福知山14時48分-天橋立15時55分、丹後あおまつ2号=西舞鶴12時29分-福知山14時11分。編成は豊岡、福知山方に「あかまつ」、西舞鶴方に「あおまつ」を連結する。

また、運転開始に先立ち「あかまつ」「あおまつ」の車両展示会が4月7日14~16時にJR西日本の京都駅7番線ホームで開催される。展示会の参加は入場整理券(先着1000名)が必要で、開催当日の13時30分から地下東口改札口で配布する。

《草町義和》

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