日産「NISMO」ブランドを形作る3つの要素

自動車 ビジネス 企業動向
日産・ジューク NISMO
  • 日産・ジューク NISMO
  • 日産・ジューク NISMO
  • 日産・ジューク NISMO
  • 日産・ジューク NISMO
  • 日産・ジューク NISMO
  • 日産・ジューク NISMO

日産自動車は、東京オートサロン13で正式発表した『ジューク NISMO』を2月19日より全国で発売開始した。「ジューク NISMO」は、東京モーターショー11で発表したNISMOブランド戦略に基づく高性能プレミアムスポーツバージョンの第一弾だ。

日産・モータースポーツ インターナショナル取締役 執行役員金子昇氏はNISMOブランドに対し、「国内の市場でしか知られていなく、欧米では認知度が低いのが現状です」と言う。その状況の中、NISMO車を出しながらブランド文化を広めていく方向性を強調した。

金子氏はNISMOブランドの期待に対し、「”Innovation & Excitement for Everyone”というのは日産自動車全体のブランドが目指すところですが、さらに究極の”Innovation and Excitement”がNISMOにあります」と言う。

NISMOブランドの構造には、3つの要素がある。「一つはモータースポーツで培った歴史のあるNISMOが”Performance born in Motorsports”です。もう一つは、より他の人たちと差別化した自分の個性をしめす”Personalization”です。最後に”Advanced Information Technology & Connectivity”です。車の情報などをナビだけではなく、iPhoneなどを含めてITのエリアで”Advanced Engineering”を持ち込んで、もっとお客さんが車を楽しんで頂く仕組みです」と金子氏は語る。

今回の「ジューク NISMO」には、”Advanced Engineering”の面では採用されていないが、「この3つの要素でNISMOと言うブランドを構築していきたい」と意気込みをした。

《太宰吉崇》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集