キャンバスマップルの山本幸裕社長は3月14日、「クルマとスマートデバイスの融合」に関するセミナーで講演し、同社のカーナビゲーション用アプリ「マップルナビ」が初めて自動車メーカーの純正ナビに採用されたことを明らかにした。山本社長は「温泉、グルメ、ドライブ情報をデータ化して、カーナビアプリを造ってカーナビメーカーに売り込みをかけ、まず2008年にユピテルに採用されてポータブルナビ市場に参入した。2011年にはガイドブックの表紙検索が非常に面白いということでクラリオンに評価され、市販のAVN(オーディオビジュアルナビゲーション)に参入する形になった」と振り返った。「2006年から開発したアプリケーションのため、だいぶプログラムが老朽化してきたことから今回、全面的にプログラムを書き直して、カーメーカーの純正、ディーラーオプションとして十分通じるようなナビに進化をさせた。その結果、スズキの『スペーシア』にクラリオンとともに純正ナビとして採用された」と語った。山本社長は「自動車メーカーはカーナビの中身をアピールすることは中々ないと思うが、今回スズキのホームページのスペーシアのナビゲーションのところで大々的にマップルナビのロゴを入れて紹介されている」ことも披露。「スペーシアは子育てファミリー、若いお母さんと子どもが一緒になって楽しめるというところをコンセプトにしている。その一方でマップルナビも操作面が若い世代にあったスマホ感覚という部分と、非常に楽しいコンテンツがいっぱい入っているところを評価頂き採用に至った」と述べた。
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