フランスの高級スポーツカーメーカー、ブガッティは3月5日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー13において、『ヴェイロン グランスポーツ ヴネ』を初公開した。
同車は、『ヴェイロン』のオープンモデル、『グランスポーツ』をベースにしたアートカー。フランス人の有名アーチスト、ベルナール・ヴネ氏とのコラボレーションで生まれた特別なヴェイロンだ。
ヴェイロンの車体をキャンバスに、ベルナール・ヴネ氏が描き出したのは、数字や数式などの複雑怪奇な文字群。同氏によると、これらは、ヴェイロンの開発時に使われた計算式を表現したものだという。インテリアは、ドアトリムのレザーに、同様のデザインが施されている。
パワートレインに変更はない。ミッドシップに搭載されるのは、8.0リットルW16気筒ガソリンエンジンを4個のターボチャージャーで過給したユニット。最大出力は1001psを発生し、最高速は405km/hの実力だ。